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〔2016/5/31 up〕
  5月27日争議支援総行動
プリントパック社前での中山分会長の訴えと決意

 株式会社 プリントパックは2010年3月22日に入社して1ヶ月半の青年(当時26歳)が、大型印刷機に頭部を挟まれて死亡するという労災事故を起こしました。
 しかし、重大な労災事故を起こしたにも関わらず、その後も2交代12時間の長時間労働、昼食の休憩も機械を動かしながら取らせる、そして1日に印刷機を5分以上停止させたら始末書を書かせるという精神的にも追い込むような体制を続けています。
 過酷な勤務で次々と働く従業員が辞めてしまっているのが現状です。超過密で過酷な職場の状況を何とかして改善したいという強い思いから、2013年10月20日に全印総連の個人加盟支部ユニオン京にプリントパック京都分会を結成しました。
 結成してから今に至るまで、労働者の職場改善要求や過酷な労働環境の改善を求め、会社と団体交渉を行っています。
 組合結成、そして職場改善要求などの組合からの提示に対して会社側は、労働組合との団体交渉では全くのゼロ回答を続けるという不誠実な対応に終始し、組合員に対して賃金差別や監視など様々な不当労働行為をしてきました。
 会社の不当労働行為を改めさせるため、2014年9月に京都府労働委員会のあっせんを行いましたが、会社側はそれを拒否しました。その後も、団体交渉には応じるものの確認事項を次々に反故とする協約不履行を続けています。
 不誠実な対応に終始する会社に対して、2015年2月22日に首都圏青年ユニオンの神部紅委員長・市民共同法律事務所の中村和雄弁護士を講師に迎え、分会の支援市民集会を開催し、会場から溢れる160名の結集で成功させました。
 同年7月22日には「全国4支店同時アクション」を展開し、札幌・東京・京都・大阪で地域の仲間との共同行動で「ブラック企業追放」のキャンペーンを展開し社会的に包囲するアクションを行いました。
 同年4月24日からは、京都府労働委員会に不当労働行為救済申立てを行い、一年間かけて審問を行ってきました。
 今年の7月にはその救済申し立ての命令が出る予定です。
 まだ結成して2年半という分会ではありますが、分会員全員で目の前の事に全力で取り組んで参りますので、これからもご支援よろしくお願いします!

プリントパック京都分会 中山 悠平

 

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