DNPファイン解雇・偽装請負争議の5年5ヶ月にわたる裁判は、12月17日、さいたま地裁での第27回審理で結審となりました。
当日の傍聴は50席、組合側から54人が駆け付け、法廷に入りきれませんでした。
最終陳述で竪十萌子弁護士は、違法な二重偽装請負の事実や、被告三社の中間に位置したミクロテクニカが何もせずに時間当り600円をピンハネしていた点など、この事案は被告三社による悪質な共同不法行為であることを本当に分かりやすく、話されました。
原告の橋場さんは、会社側が偽造証拠を裁判所に提出したことを告発、最後に丁寧な審理を続けてくれた裁判所に対してお礼を述べました。
意見陳述の後、裁判官から和解の斡旋がありましたが、DNP側は和解を拒否しました。判決日は3月25日13時10分に決定。
裁判後は埼玉自治労連会館の会議室を借りて、報告会が行われました。
報告会での竪十萌子弁護士
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