1月16日から17日にかけて、伊豆長岡・ホテルサンバレーで2016春闘討論集会を開催しました。討論集会は女性部も一緒に行い、全国から96人が参加しました。今年は秋田県にある中立組合の秋北新聞労組からも参加がありました。また出版労連・寺川徹副委員長に連帯のあいさつをいただきました。
特別講演は全労連・全国一般東京地本の森治美書記長を講師に「要求実現のための職場活動って?!」と題して行われました。要求が実現しない原因と背景を、春闘等を通して変革することが労働組合の役割であること、国や自治体との取引や、不公正取引関係の是正等、共同を拡げて闘うことと、全国一律最賃制の制定運動が大切であるということが強調されました。
続いて、白原書記長から春闘方針の提案のあと、5つの分科会と、女性部は2つの分散会に分かれて議論を深めました。分科会は㈰産業政策、㈪青年の結集と全組合員参加の活動、㈫生計費原則による賃金要求をいかにつくるか㈬職場での組合活動強化・活性化(ストライキ)、㈭個人加盟組織交流会議を行いました。
夜は、例年行われている交流会をシナノ出版印刷支部の争議解決報告集会に変更して行い、討論集会参加者全員で争議解決を喜び合いました。
二日間の分科会、分散会で大いに議論を深めたあと、拡大中央委員会を開きました。議長に東京地連の坂田中央委員を選出し、16春闘について、分科会、分散会報告と各地連からの16春闘について発言を受けながら議論を行いました。最後に白原書記長からまとめ報告があって、方針案が確定しました。
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