印刷通販の最大手プリントパックに昨年(2013年)10月労働組合が結成されました。
1日12時間の長時間労働や不明瞭な残業代などの劣悪な労働条件を改善させ、安心して働き続けられる職場にしていくためです。
会社は組合結成直後に委員長、書記長を夜勤シフトからはずし、2人を日常的に職場で監視しています。
プリントパックの仲間は会社から不当な監視を受けながらも団体交渉を行い、労働協約を締結するなど、運動は確実に実を結んでいます。
京都総評では闘う仲間を支援する「総行動」を2月18日に行い、プリントパック本社を訪れ、申し入れを行いました。
申し入れ内容は①委員長・書記長に対する人権無視の職場監視を即刻中止する事、②従業員退勤管理改ざんの疑義にたいして早急に調査し実態の改善を行う事、③既に組合が提出しているシフト勤務の改善や退職金制度等の要求について実現に努める事、の3項目です。
申し入れの席上では、勤務シフト、退職金制度の確立など、今後も団体交渉で継続して協議することを確認し、継続協議事項について前向きに検討するよう改めて求めました。
プリントパック社前では、JALの争議団をはじめ20人以上が待機し、要請団を代表して全印総連京都地連の村上委員長が申し入れの報告を行い、引き続く支援を訴えました。
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