今年結成60周年を迎えた全印総連は、第63回定期全国大会を滋賀県大津市で開催しました。大会は７月７日と８日の２日間で116人が参加し、41人が発言、多岐にわたった活発な討論が展開されました。
大会では、武田副委員長が開会の挨拶を行い、議長団には、大阪･関西共同印刷労組の仲本代議員と東京･光陽メディア労組の森田代議員を選出。また、議事運営委員会、資格審査委員会、選挙管理委員会など大会役員が選出されました。
是村委員長が中央執行委員会を代表して「7月21日は参院選の投票日だ。生活を守り、印刷業界の発展のためにも、投票に行って政治を変えよう」と挨拶を行いました。
来賓では、全労連・小田川義和事務局長、ＭＩＣ・日比野敏陽議長、出版労連・山本昌典副委員長、滋賀県労連・山元大造事務局長から、それぞれ連帯挨拶をいただきました。議長団から祝電･メッセージが紹介され、運動方針の提案を服部書記長が行いました。
その後、討論が開始され、1日目は12人、2日目は29人の中央委員、代議員、傍聴者から発言がありました。公契約適正化の取り組み、産別団交の拡大、組織強化・拡大、中立組合オルグ、非正規労働者の組織化、未組織労働者の組織化の取り組みなどが発言されました。また、工業組合との懇談や中小業者訪問、職場学習会など「産業政策提言」を重視した活動を各地連で実施していると報告されました。
一日目の夕食時には参加者全員を紹介する恒例の交流会を青年部寺沢さんと女性部の村田さんの司会で行い、その後も松本中執と今枝中執の司会で夜が更けるまで大交流会を行いました。
　2日目は、午後から中央執行委員会のまとめを服部書記長が行い、運動方針が満場一致で採択されました。また、平和宣言、大会宣言が提案され、それぞれ採択されました。
　新役員と新中央委員が選出･承認され、退任する河原井中執、杉野中執、菊池会計監査が挨拶を行いました。その後、議長団と大会役員が解任され、閉会挨拶を大原副委員長が行い、最後に是村委員長の「団結頑張ろう」で閉会しました。

主催者挨拶をする是村委員長

熱心に発言を聞く大会参加者

参加者全員を紹介する夕食交流会  東京・西部の皆さん

参加者全員を紹介する夕食交流会  大阪の皆さん

運動の先頭に立つ新役員の皆さん