成果主義賃金導入をどうはね返すか
第36回を迎えた北海道地方協議会は、函館で10月13日・14日に定期総会を開催しました。
昨年から成果主義賃金導入を提案する会社が出てきており、この間、当該と共に反対する取組みを行ってきました。しかし、組合を成果主義のプロジェクトチームに予め組み込み、組合の合意を得たかのように進める会社や、耳あたりの良い説明ばかりをする経営コンサルタントが巧妙なため、説明を聞いた組合員の中には成果主義導入に賛同する声が出始めました。今回はそうした成果主義をどうはね返すかをテーマに、学習会を行いました。
1日目は道労連の湯本要副議長を講師に「賃金の持つ意味」を歴史的な経過も踏まえつつ教えて頂きました。
2日目は全印総連の是村委員長を講師に「成果主義を導入した三晃印刷でのたたかい」を報告して頂きました。その後、組合としての対応を議論しました。参加者からは「働いて賃金を貰うのは、結局は社会に還元していくサイクルである事が分かった。会社はもっと賃金を出すべきだ」という意見や「成果主義は誤りであることを今後は自信を持って組合員に伝えていく事ができる。」などの感想が出されました。
総会後、函館駅前にて越冬手当の必要性を訴える宣伝行動を行いました。
函館駅前で越冬手当宣伝行動後の記念撮影
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