【札幌】
　3月15日の第1次統一行動日、最低気温マイナス0.3度、最高気温3.2度の中、札幌地連では朝からターミナル宣伝、札幌地区労連の西区手稲区協議会に結集をして、訪問行動、昼休みにはストライキを行う地域の組合への支援・激励に参加しました。
　札幌市では、公契約条例案が市議会で審議されています。こうした中、公契約条例制定めざす全労連、連合の垣根を超えた労働組合の共同の闘いが拡がっています。統一行動の夜には、北海道春闘共闘・札幌地区労連主催の学習決起集会が開催され、公契約条例制定に向けた講演がありました。民間、公務、非正規各組合から闘いの報告が行われ、全印総連からも『産業政策提言』を活用した入札制度改善、公契約条例制定、職場実態などについて発言しました。

【東京】
　東京では朝、中央地区協と新聞部会の共同でアサガミプレスセンター、繊研新聞、きかんし、あかつき印刷、日刊自動車の5社の門前でビラ配布をしました。また、大日本印刷の労働者が利用する市ヶ谷駅で、DNP解雇偽装請負争議を闘う橋場さんを先頭に西部地区協、合同支部が参加し、4・6大日本印刷包囲デモなどを掲載したビラ・ティッシュ800個を配布しました。橋場さんは繊研新聞の始業時30分スト集会、光陽メディアの昼休み職場集会にも駆けつけ、争議支援を訴えました。
　昼休みは、アサガミプレス、繊研新聞、きかんし、日刊自動車の職場集会に他の組合の仲間が参加し、激励しました。あかつき印刷、光陽メディアなどでも職場集会を行いました。東京書籍出版の昼休み社前集会には、出版労連・教科書共闘の仲間が駆けつけました。
　夜は「春闘勝利、脱原発、TPP参加・消費税増税反対」を掲げて、東電本社前と銀座を通るMICデモを行いました。全体で250人、全印総連からは25人が参加しました。また、大洋印刷では残業拒否職場集会を行い中央地区協の仲間が激励しました。

【愛知】
　第1次統一行動日に愛知地連中部共同印刷では、①賃上げ・夏季一時金・労働条件維持、向上・時短要求実現、②「合理化」反対・争議支援、③平和憲法遵守、震災からの早期復興、原発の全廃、増税反対、働くルール確立、社会保障の拡充などの国民的制度要求、産業課題の実現、の確立した3つのスト権で30分の時限ストライキを決行しました。

【京都】
　京都では、繊研新聞労組京都支部が始業時30分の時限スト集会を行いました。繊研新聞労組の始業時ストは、春夏闘・秋年末闘争ともに恒例になっています。

【大阪】
　大阪地連では、春闘要求の第1次回答を受けて、繊研新聞が始業時30分のストライキで決起したのをはじめ職場集会の開催など、今後のたたかいについての意思統一をはかりました。また、この日は大阪労連、大阪春闘共闘共催で大阪総行動が取り組まれ、関西共同労組から12人の指名ストをはじめ、休暇も含め地連からも多くの組合員が参加しました。
　この日、朝の主要ターミナル宣伝を皮切りに午前中の地域での独自行動、昼休みの市内3ヵ所から大阪市役所に向けたランチタイム求心デモ、午後1時30分からの春闘勝利大阪総決起集会＆デモが取り組まれ、その後、ダイキン工業前で期間工の雇止めに抗議し、大企業は雇用を守り社会的責任を果たすよう求めた集会、最後に午後6時から市役所前で、橋下市長の権利侵害を許すな！大阪市労組激励集会が持たれました。
　地連からは、終日の行動となりましたが、高速オフセット、関西共同、繊研新聞、合同支部の各労組からそれぞれの行動に20人を超える組合員が参加しています。