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〔2012/2/28 up〕
  2012春闘スタート

【北海道ブロック春闘学習討論集会】
 2月12日、札幌かでる2・7で札幌、旭川、函館3地域6組合30人の参加で北海道ブロック春闘学習討論集会を開催しました。
 全印総連・北海道地方協の横川議長が挨拶を行なった後、川原事務局長が春闘方針を提案、本部から服部書記長が「産業政策課題と成果主義賃金」をテーマに報告されました。全体学習会では「99%のための安心社会実現へ」と題し、道労連出口憲次事務局長から情勢を中心にした講演がありました。全体学習会のあとは分科会討論です。第1分科会は琴似工業高校の川原茂雄先生を講師に「原発問題」、第2分科会は「成果主義賃金とその対応」、第3分科会は「職場の実態・課題と2012春闘」、それぞれで活発な話し合いがなされました。その後、再び全体会で旭川、函館など地域からの報告や各支部からの発言があり、春闘方針を決定しました。


「原発問題」で講演する川原茂雄先生


【女性部・菜の花行動】

 全労連女性部は2月10日の中央行動を菜の花春闘行動と位置づけ、早朝宣伝、厚生労働省要請、内閣府要請、女性国会議員要請行動、中央集会、経団連前集会など終日行動に取り組みました。全印総連女性部からは、のべ22人が参加しました。
 女性国会議員要請行動は、96人の女性国会議員全員への行動で、初めて議員要請に参加した日本機関紙印刷所労組女性部の大久保さんと入山さんの感想は「議員さんと懇談する中で、自分たちが選挙をすることは、こんなに政治とつながっているんだということが分かり、様々なことが身近に感じた」とのことでした。
中央集会では登壇した女性部代表者と共に、女性労働者の使い捨て、子ども・子育て新システムの導入、看護師達の過酷な労働環境、増税と社会保障改悪、原子力発電所の安全神話などに対し「私たちは怒っている!」と怒りをこめたシュプレヒコールを行いました。


写真中央は日本機関紙印刷所労組女性部のみなさん


【東京地連春闘臨時大会】

 東京地連の春闘臨時大会が2月4日に東京・中央区の印刷健保会館で開かれ、88人が参加しました。春闘方針や要求を決定、スト権を確立し、春夏闘のスタートをきりました。
 冒頭、田村副委員長が「新たな仲間・豊国印刷労組を迎える大会となり大変嬉しい。闘う決意を固め、春闘を成功させよう」と開会挨拶を行いました。是村委員長は「昨年の春闘は大震災があり、闘いきれなかった。今年は2年分の闘いをしよう。経済闘争と共に、外へ目を向け闘いを広げよう。4月6日には大日本印刷包囲デモを取り組む。争議解決とともに大企業の社会的責任・リーディングカンパニーに相応しい企業行動を求めよう」と挨拶しました。また、全印総連に加入した豊国印刷労組へ組合旗(本部から)とノボリ(地連から)の贈呈が行われました。討論では例年を上回る28人が発言。白原書記長のまとめ、三井副委員長の閉会挨拶の後、是村委員長の団結ガンバローで締めくくりました。 


開会挨拶をする田村副委員長


【トヨタ総行動】

 2月11日に愛知県豊田市の矢作川河川敷で第33回トヨタ総行動が1000人の参加で開催され、全印総連愛知地連からは11人が参加しました。
 集会前には、会場近辺でのビラ配布を主とした宣伝行動や近隣の中小企業に向けてのポスティングなどが行われて、愛知地連の組合員も手分けして行動に参加しました。
 集会では愛労連の榑松佐一議長から「東日本大震災、タイの洪水など生産に影響を及ぼす災害があいつぎ、中小下請企業の悲痛な声がアンケートで寄せられている。そうした地域の疲弊をよそに、トヨタは13兆円という莫大な内部留保をためこんでいる。大企業は今こそ内部留保を下請・労働者に還元し、震災復興、経済復興のためにも、社会的責任を果たすべきだ」と代表発言がありました。デモ行進では「トヨタをはじめとした大企業は内部留保を地域・下請企業に還元せよ!」「企業としての社会的責任をはたせ!」とアピールしました。


トヨタ総行動に参加した愛知地連のみなさん

 

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